近畿最大の松林と景勝を誇る
“美しい浜のある小さなまち”

近畿最大の松林が続く煙樹ヶ浜

和歌山県のほぼ中央部にある美浜町は、1954年10月に三尾・和田・松原の3村が合併してできた。人口6512人、面積12.77㎢の和歌山県では2番目に小さなまちだ。南は太平洋、西は和歌山県・徳島県・兵庫県淡路島によって囲まれる海域である紀伊水道に面し、年間平均気温16.6℃と高く、最暖月で27.5℃、最寒月で 6.3℃と温暖なものの、年間平均降水量は1809㎜。紀伊半島に位置するため、近年では台風の通り道としても知られている。

　太平洋に面する煙樹ヶ浜は全長約4.5㎞、最大幅約500mにわたる近畿最大の大松林が広がり、煙樹海岸県立自然公園の中核を形成している。クロマツ原と呼ばれる煙樹ヶ浜の松林は紀伊藩初代藩主の徳川頼宣が防潮のために植林させたといわれており、1987年には社団法人日本の松の緑を守る会（現・一般財団法人日本緑化センター）により「日本の白砂青松100選」にも選出。また、ここから観る夕陽は「和歌山の朝日・夕陽100選」にも選ばれ、防災はもとより景勝地としての魅力も際立っている。

　煙樹海岸県立自然公園内の「煙樹海岸キャンプ場」も、これまでは期間限定で営業していたが2023年度より通年でオープン。松林の中、波の音を聞きながらの最高のロケーションで人気だ。設備も炊事棟、管理棟、シャワールーム、温水洗浄便座トイレ等も完備され、快適なキャンピングライフを楽しめるほか、サイクリングやウォーキングにも最適と好評を博しているという。

　特産物も多彩で紀州沖の黒潮が運ぶしらすや伊勢海老などの海産物をはじめ、松林の松葉を堆肥に栽培された「松きゅうり」「松とまと」「松いちご」などがある。

　地域の防災資源としての松林の松葉をバイオマス堆肥として活用し、松林の保全と農作物のブランド化による地域農業を目指す。美しいまちは“美味しいまち”でもあるのだ。

煙樹海岸キャンプ場

このまちの返礼品

和歌山県美浜町オリジナル
サンリオハローキティ数量限定

寄附金額： 20,000 円〜

ピンクのワンピースに麦わら帽子をかぶり、手には、まちの花であるヒマワリを持っている愛らしいハローキティ。麦わら帽子には可愛いリボンと美浜町特産品のワッペンをつけている。ワッペンの特産品は、松葉堆肥ブランドの「松きゅうり」「松とまと」「松いちご」である。
©2023 SANRIO CO.,LTD.APPROVAL NO.L63009